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底冷えのつらい季節、快適な暖房の話です|2019年1月8日

こんにちは。代表の照井健治です。

しばらく暖房の話を聞いてくださいm(_ _)m

我が家は今から28年前に建てられた木造の住宅です。以前から日本の住宅の冷暖房の貧弱さには不満を感じていましたので、自分の家を建てるなら家じゅうどこに居ても冬は暖かく夏は涼しい家を造ろうと思い描いていました。

住宅建築を自分の生業としている身で、良い建物を建てることに関しては職人として十分な自負と自信もあったのですが、実際にどうしたらそのような家が造れるのか知識も技術も不足している中で運よく輸入住宅のフランチャイズに参加する機会に恵まれ、北米の住宅視察に参加できることになりました。視察で得られたたくさんの収穫の中に家の断熱性能や冷暖房に関する知識や技術が豊富にあり、住宅の冷暖房に対する考え方が私達日本人と彼らでは根本的に違っていることに気づかされたのです。

 

◼︎冷暖房に関する日本人の考え方

暖房は人が居る時(場所)に点け、居なくなれば消すという局所的、間欠的な使い方のほうが無駄が無くて良い。

湿度の高い夏は窓などの開口部を大きくとって外の風を入れて涼を採り、冷房は体に良くないので極力使わないほうが良い(暖房にはこたつ、灯油、電気ストーブ等を局所、間欠的に使う)

◼︎北米などの住宅冷暖房の考え方

寒い時はいつでもどこでも家じゅう暖かくし、暑いときは家じゅうどこに居ても涼しくするのが家族の健康のために良いので冷暖房の基本は家全体を高断熱でくるんで、作った熱は外に逃がさないのが理想の家。(セントラルヒーティング、暖炉、ペーチカ、オンドルなど)

 

特に日本の家は局所、間欠式の暖房が主流になっているため、冬場の入浴事故が多いこともデータでわかりました。

それではこの知識と技術でどんな家を造ったのでしょうか? 次回に続きます。

 

 

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