こんにちは。代表の照井健治です。

家を建てるための頭金づくりにと、こつこつと貯金をしているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、一体いくら必要なのかわからず、ただ漫然とお金を貯めてはいませんか？

でもこれから家を買う頭金のための貯蓄だったら、、、もしかして無駄かもしれません(-_-)

こんなことを書くと不謹慎と思われるかもしれませんが、答えを言ってしまうと頭金を貯めている間もアパートの家賃は毎月容赦なく支払い続ける必要があり、その間にローン金利の上昇や土地建物の値上がり、そして何よりも今の低金利では貯蓄利息も満足に付きません。

住宅ローンのことだけで言えば、「頭金を貯めてから家づくりを」と考えている方は、家造りの計画が決まったらいち早く安全に住宅ローンを組んでしまったほうが得策だと思います。（もちろん、低金利の時に限ります）ただし、頭金０と言っても家を買うには初期費用として最低でも５０～６０万円ほどの現金は用意されたほうが良いというのは現実です。住宅ローンはほぼ必要資金の１００％全額を貸してもらえますが、資金の支払時期と融資実行にタイムラグがあり、一時的でも資金ショートが生じるからです。　　　　　（購入時の手付金や諸費用の一部等）

頭金は有ればそれに越したことはありませんが、無理して貯める必要は無いということです。

それでは、注文住宅の予算の決め方、資金計画についてお話させていただきます。

総予算は土地代+建物代+諸費用

解りにくいのがこの諸費用と言われるもので、一般には土地と建物代合計の約１０％と言われていますが、この諸費用に引っ越し代や新しい家具、家電品を加えるともう少し増える可能性もあります。予算を立てる際は、家が建った後、住むまでの必要資金もしっかりと捉えておきましょう。（主な諸費用は、ローンの保証料、不動産の仲介料、登記料、火災保険料等）

無理のない「毎月返済額」を決めよう

まずは毎月いくらまでなら無理なく払えるかを出してみましょう。それを基にローン総借入額を計算します。目安を今現在支払っているアパートの家賃としてみた場合、毎月の家賃支払いに対してあと幾らなら無理なく支払えるという捻出金を考えます、例えば今の家賃が目いっぱいでこれ以上の支払いになるとキツイとなれば今の家賃が支払いの限度額となり、毎月の支払額は家賃と同額以下となりますし、プラス１万円程度なら無理なく払えるというのでしたら家賃＋１万円を毎月の返済限度額として逆算して総借入額を出します。一般的には、住宅ローン借り入れの目安は、毎月返済額の340倍から360倍と言われています。この目安を超えると徐々に返済がキツくなってきます。また、借り入れスタートが30代後半から40代という場合、退職による収入減を考えると返済額の340倍よりも少ない金額を目安とした方が良いでしょう。

家の大きさや仕様による価格に無理はないですか？

「注文住宅」と聞くと2000万円代はもちろん、3000万円台以上が当たり前とお考えの方も多いのではないでしょうか。一生に一度の家づくりですから、豪華で立派なお家にしたいお気持ちもわかりますが、家計を圧迫させては本末転倒。仮に借入額を少なくするとしても、そんな金額だと無理せざるを得ないのではないかと考えてしまいます。ですが現在では2000万円以上払わなくても、充分満足して頂ける家を建てることができます。それが「ローコスト住宅」です。1000万円台でも住宅が建てられ、従来の一軒家に比べて破格のコストパフォーマンスを誇っています。仮に、ローコスト住宅を前提としてローンを組めば、負担はずいぶん軽くなり、定年後もローン返済に追われるリスクは格段に小さくなります。

注文住宅を建てる際は予め、ローン返済のイメージを詳細に持ち、計画的にローンを組んでいく必要があります。仮に、どう計算しても返済が厳しいとなれば、ローコスト住宅を検討し、住宅ローン自体のスリム化を図るのも有効な手段です。是非一度、ローンプラン、建設費の双方から住宅注文の際のお金の動きをシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

来夢のお家では随時ローンアドバイザーが安心、安全な住宅ローン相談に応じております。

それでは、今日はこのへんで。

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