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ローコスト住宅の基礎知識を解説|2018年12月23日

こんにちは。代表の照井健治です。

坪単価30万円台という破格の安さを実現するローコスト住宅。安いに越したことはないのですが、その実状がわからず、いざ注文するとなると手抜き工事なのではと不安になってしまい二の足を踏んでしまう…という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ローコスト住宅とは一体何なのか、また、注意すべき点はどこかなど、ローコスト住宅の基礎知識をご紹介します。

 

なぜそんなに安いのか

あまりに低価格なため、手抜き工事でコストを削減しているのではと不安になる方も多いことでしょう。私たちは手抜きや品質を落とした住宅をローコスト住宅とは呼びません。

ローコスト住宅専門店は、住宅展示場を構えずに広告費を削減、合理的でシンプルなデザインを採用することで生まれる設計費の削減など、建設費以外の経費を極力削減することによって費用を抑えていますので、けっして住宅本体の質を落としているわけでは有りません。弊社では質の悪い住宅をローコスト住宅とは呼びません。

 

 

どこまで建築価格に含まれているか注意

ローコスト住宅を建てる上で重要なのが、「建物本体価格、含まれる仕様の範囲」とそれ以外に必要な付帯工事や諸経費の額が明確に提示されているかという点です。一見安く見えても、付帯工事や諸経費が意外と高かったり「少しの変更でも多額の追加料金を取られる」など、条件によっては高額になってしまうケースもあります。

そのような齟齬がないよう、価格提示の際は条件をしっかり確認しましょう。また、建築価格は建てる敷地によっても大きく左右されますので事前の敷地調査は建築のプロに依頼して入念に調べる必要があります。(敷地の形、ライフラインの整備状況、接道状況、敷地の高低差、隣地との関係etc)

 

大半のローコスト住宅メーカーは、以前にもお話しした通り、生産の効率化により建築費用やそれ以外の経費を抑えることでコストダウンを可能にしていますが、注意しなくてはいけないのが低価格といわれる建物価格の中身です。建築工事は請負契約と呼ばれ、建物はこれから造る為、現物は目の前に有りません。

したがって、どのような仕様でどんな設備機器が標準に用意されているのかをしっかりと確かめてみる必要があります。

よく使われている「建築費は坪当たり○○万円」というのが有りますが、造る側から言わせて頂くと無責任な言い方と言えるかもしれません。設備機器がある水回り等とその他の場所では単位面積あたりに掛かる工事費は単純に計算しても大きな差が出ます。つまり小さな建物と大きな建物では当然、坪当たりの単価には差が出てくるのです。

 

ローコスト住宅と聞くと不安に思う方も多いかもしれませんが、低価格にはしっかりした理由があり、決して家自体の品質を下げているわけではありません。

来夢のお家では年間2棟モデルハウスを建てて、実際に建てる建物と同じ仕様同じ設備機器を見て頂き、安心してご検討頂けるシステムを採らせていただいております。

その都度ホームページ上でご案内いたしますのでご期待くださいね。

 

それでは、今日はこのへんで。

 

 

 

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